COURSE 【京都府】かつての旅人たちの足跡を辿る 京都嵐山六丁峠~亀岡サイクリング
- 距離
- 10km
- 登り
- 200m
- 最大標高
- 181m
- 目安時間
- 1時間
- 難易度
- ★★☆☆☆
嵐山の山奥へ
京都は周囲を山に囲まれており、少し郊外に行けば深い山々が広がる自然と近い町。
有名観光地である伏見や八坂、白川も自転車で数キロ走れば深い山に触れることができます。
今回紹介するのはその中でも自転車乗りに、とりわけ坂道、ヒルクライムが好きな人におすすめの「六丁峠」
六丁峠のある場所は京都旅の定番、嵐山の観光中心地から3kmほど。
茅葺き屋根の建物群を抜けるとまるで山奥に誘うように細い道が続いていきます。
六丁峠(ろくちょうとうげ)は、京都市の嵯峨野地域と亀岡市を結ぶ峠の一つで、歴史ある峠。
この峠の名前「六丁」は、距離を示す「丁」に由来し、約654メートルの距離を意味しています。
六丁峠は、嵐山や嵯峨野を起点に亀岡へと向かう街道の一部で、古くから交通路として利用されてきました。
今では交通量は減っているもののルート的には京都から亀岡へ至る貴重な道であることは変わりありません。道は細く蛇行しており自動車の運転はなかなかスリリングな場所でもあります。
実はこの六丁峠、歴史的な背景に加えて、心霊スポットとしても有名です。
伝説によると、峠を越える道中でかつて多くの旅人が命を落としたことから、幽霊にまつわる話が伝えられています。
夜間にこの峠を訪れると奇妙な体験をするという噂があるため、心霊好きな人々にとっても注目のスポットとなっているのだとか...。
亀岡方面に至る道中は保津川沿いの渓谷エリアを進みます。
ここの自然景色は京都市内から1時間以内に来られるとは思えないほど。
春や秋の行楽シーズンともなれば嵯峨野線を走るトロッコ電車や船で川を下る保津川下りで多くの観光客が訪れます。
京都ならではの歴史と大自然に触れることができる山岳サイクリングコース。
ヒルクライム好きな人、山景色が好きな人におすすめのスポットです!