COLUMN 瀬戸内海最大の島 淡路島を自転車で一周するサイクリング アワイチとは?
御食国(みけつくに)として栄えたグルメの島
古代から平安時代まで、御食国として皇室と朝廷に食料を貢いだ淡路島は、現在も瀬戸内海の海産物や農産物、酪農など食材に富んだグルメの島。
海岸沿いの道を走ると約150km。160kmのセンチュリーライドにも近い距離は1年中ロングライドファンが訪れるロングライドのメッカ。
北部もしくは南部からスタートし、南部の街か北部の街でランチタイムを楽しみながらの1周150kmは楽しみしかない楽園です。
時折風が強く吹く事はあれど、一年を通じ比較的安定している瀬戸内気候はサイクリングに最適な環境と言えます。
海岸だけでは無い淡路島の魅力
海岸沿いを走るだけでは無く、途中のいくつかの道を山側に走れば淡路島の表情もガラッと変わります。
棚田や田園風景、花畑といった牧歌的な風景の中を走り、再びアワイチの海岸コースに戻るというのも淡路島を一周する魅力。
もちろん、山側と海側を行ったり来たりしたら距離も獲得標高も延びますので、スケジュールや疲労度と相談しながらコース取りもできます。
何回も淡路島を訪れながら、自分だけのアワイチのコースを探してみるのも面白いでしょう。
山と海、コースどりによって様々な淡路島の顔が見られるアワイチ。
夕陽で締めくくるなら北部の岩屋をスタート&ゴールに
時計回りとなる右回りで走ると海岸沿いの車線を走る事になるアワイチ。
島の北部、明石大橋の袂の岩屋をスタートして一周回るとタイミングによっては綺麗な夕陽がゴール間際でアワイチを飾ってくれます。
ロングライドを締めくくるに相応しい西の海岸の夕陽。格別な思い出となる事でしょう。
瀬戸内海の海の幸と大地の恵み
島旅ならではの海の幸はもちろん、島面積が瀬戸内海最大の淡路島は大地の恵みも豊か。
国内シェアの約1割となる特産品の玉ねぎを使った料理や、スイーツ、淡路ビーフや淡路牛乳などロングライドで減ったお腹を満たしてくれる食事が揃っています。
ポイントポイントでの休憩どころも数多くあり、アワイチを1周すると気が付いたら補給ばかり、という事も。
淡路島へのアクセス方法
高速バス:関西国際空港、伊丹空港、神戸空港の他、大阪、新神戸、三宮などの鉄道駅から乗車できる。
自動車:北は明石大橋、南は鳴門大橋を利用して島内各所へ。
船舶:明石港から岩屋港まで海路でアプローチが可能。