COURSE 【滋賀県】「かるたの殿堂」近代建築の魅力に触れる近江神宮サイクリングコース
- 距離
- 20km
- 登り
- 50m
- 最大標高
- 130m
- 目安時間
- 2時間
- 難易度
- ★☆☆☆☆
かつての都に想いをはせる
近江神宮とは、滋賀県の大津市にある歴史ある神社。
天智天皇の古都・近江大津宮の跡地に創立された神社です。
天智天皇は、近江大津宮を開き、近江国を発展させた人物として崇敬されていました。
また、日本史上初めての時計である漏刻(水時計)を作らせた天皇でもあります。
社殿は近江造り・昭和造りといわれ、近代神社建築の代表として登録文化財となっています。
境内自体が傾斜地にあり、社殿の配置も他の神社と異なり立体感があり、散策していると見慣れた景色とは異なる景観に触れることが出来ます。
近江神宮は「かるたの殿堂」「かるたの聖地」としても有名。
天智天皇は百人一首の第1番歌「秋の田の か りほの庵 ( いほ ) の 苫 ( とま ) をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」を詠んだ人物です。
境内には百人一首の歌碑が数多く建てられている他、 近江神宮では、毎年お正月に「かるた祭」や「名人位・クイーン位決定戦」などの競技かるたの大会が開催されています。
数多くのメディア化がされた作品「ちはやふる」の聖地でもあり、今でも数多くのファンが「聖地巡礼」に訪れています。
近江神宮へは中京圏からのアクセスが良く便利な京阪電車がおすすめです。
琵琶湖の近くにあることから、ビワイチサイクリングのついでに立ち寄ることもできます。
この地にかつて都があったことを知る人は少ないですが、大津京と呼ばれるだけあって、実際に訪れてみると随所にその歴史を感じることが出来ます。
周辺には神社仏閣も多く、散歩感覚でサイクリングをしてみると思わぬ発見があることも。
是非一度訪れてみてください。
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