COURSE 【滋賀県】直径約13メートル!日本最大級の木造水車を間近で見られる能登川サイクリング
- 距離
- 10km
- 登り
- 20m
- 最大標高
- 90m
- 目安時間
- 1時間
- 難易度
- ★☆☆☆☆
水車を通じて琵琶湖の伝統と文化を知る
滋賀県と言えば琵琶湖が有名ですが、琵琶湖周辺にも見どころがたくさん!
今回紹介するのは琵琶湖の東側、近江八幡の北部にある能登川です。
能登川駅もあり、大阪京都方面からのアクセスも良好です。
そんな能登川で有名なので水車です。
能登川の水車は、滋賀県東近江市能登川地区に位置し、地域の歴史や産業を物語る重要な存在です。
この水車は、もともと江戸時代に農業や生活に欠かせない施設として使われていました。水車を利用して穀物を粉に挽くなど、当時の農村では水力を活用した作業が一般的で、能登川も例外ではありませんでした。
琵琶湖やその周辺の豊かな水源を利用して、農業生産を支えていたのです。
能登川駅よりスタートすればすぐに広がる田園風景。
この地域のおすすめは実はこの周辺環境の良さにあります。
ここぞという有名スポットは少ないですが、サイクリングするには気持ちの良い道が縦横無尽に走っています。
気ままにペダルを漕ぐだけなのもおすすめですが、せっかくなので能登川水車を目指しましょう!
道中のガードレールにも自転車マークが。
サイクリング誘致を進めている滋賀県ならではの取り組みです。
能登川は琵琶湖へ続く穏やかな川。
釣りやカヌーを楽しむ人もたくさんいます。
能登川の水車の見どころは、まずその大きさと構造にあります。
現在、復元された水車が設置されており、直径約13メートルの日本最大級の木造水車として観光客に親しまれています。
復元された水車は、江戸時代の技術や伝統を忠実に再現しており、歴史的な価値と美しい景観を兼ね備えています。
また、水車の周囲には「能登川水車とカヌーランド」という公園が広がっており、訪れる人々はのどかな田園風景とともに、地域の伝統的な水利用の知恵に触れることができます。
公園内には水車だけでなく、カヌー体験や散策コースもあり、自然と歴史の両方を楽しむことができるスポットです。
能登川の水車は、単なる観光名所というだけでなく、地域の自然と共生し、歴史的な背景を感じることができる貴重な場所です。
地元の伝統と文化を知る上で、一度訪れてみる価値のあるスポットと言えるでしょう。
公園内には資料館がある他、自動販売機もあるため休憩所として立ち寄るのにもぴったり。
琵琶湖以外の滋賀県ローカルサイクリングスポットとして是非一度走って見てください。