COURSE 【東京都・神奈川県】清流と湖、峠越えが楽しい!緑に癒される里山サイクリングコースー相模原〜愛川〜藤野ー
- 距離
- 78km
- 登り
- 1500m
- 最大標高
- 420m
- 目安時間
- 5時間
- 難易度
- ★★★★☆
走行距離約80km、静かな峠越えと湖畔の道を楽しむ中級向けコース
神奈川県の中央から山間部へと向かうこのサイクリングルートは、都市近郊とは思えない自然の豊かさに触れながら、清流と湖、峠越えの達成感が楽しめる贅沢な一日旅。
相模原市の西部を出発し、愛川町や宮ヶ瀬湖、中津川沿いを抜けて藤野エリアへと進むこのルートは、信号や交通量の少ない田舎道を中心に構成され、サイクリストにとって非常に走りやすいルートとなっています。
出発は相模原のTHE BASE周辺から。ゆるやかに山へ向かう序盤
住宅街を抜けて徐々に緑が増え始めると、気づけば中津川沿いの清らかな流れが右手に広がります。
この中津川エリアは、水の透明度も高く、春から初夏にかけては新緑が川面に映え、季節の美しさを感じながら走れるのが魅力です。
進行方向に向かって徐々に交通量が減っていくのもこのコースの特徴。市街地から離れるにつれ、車の数は少なくなり、自転車だけの静かな時間が流れます。
愛川町・半原エリアの静けさと渓谷美
中盤の見どころは、愛川町半原エリア。
この地域は「かながわの景勝50選」にも選ばれるほど自然豊かで、特に中津川に沿った道は美しい渓谷と森林に囲まれた絶好のヒーリングルート。
車道から一歩入ると、まるで別世界のような静けさが広がります。
道は整備されており、ところどころに休憩できるベンチや河原へ下りられる階段もあります。
せせらぎを聞きながらのひと休みは、時間を忘れてしまいそう。
絶景湖畔・宮ヶ瀬湖と裏ルートからの峠越え
愛川町から少し登れば、ダム湖としても知られる宮ヶ瀬湖の東岸へ。
湖畔を半周するこの区間は、比較的なだらかな道ながら景色の変化が多く、つい立ち止まって写真を撮りたくなるスポットが続きます。
湖面に映る山々と空のコントラストは、晴れた日には息をのむ美しさです。
湖の南端を過ぎると、次に現れるのがこのルートの山場、「牧馬峠(まきめとうげ)」です。
今回は"裏側"から登る形となりますが、勾配は最大で約10%。登りごたえは十分ですが、交通量は非常に少なく、自分のペースで挑戦できるのが嬉しいポイント。
登り切った先には、達成感とともに峠からの山並みの景色が待っています。藤の花が咲く季節なら、沿道の彩りにも癒されることでしょう。
藤野エリアへ。山間の小さな文化の町を訪ねて
神奈川県相模原市の最西部に位置し、アートと自然の融合する独特な雰囲気が漂う地域です。
坂を下りきったあたりにはギャラリーやカフェが点在しており、週末には地元アーティストの作品展示やマルシェなども開催されることがあります。
ルートの終盤には、標高のある場所から下り基調が続くので、帰路は脚を休めながら気持ちよく走行可能。
自然に囲まれた山里を抜け、スタート地点へと戻るこの周回ルートは、
脚に自信のある方には「登って下る爽快感」、初級者には「ちょっと頑張って達成できる達成感」を感じさせてくれる絶妙なバランスです。
ぜひ一度訪れてみてください。
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