COURSE 【神奈川県】相模湾防備の歴史をたどる~江ノ島駅から小動神社(こゆるぎじんじゃ)を巡る小路サイクリング
- 距離
- 10km
- 登り
- 70m
- 最大標高
- 50m
- 目安時間
- 1時間
- 難易度
- ★☆☆☆☆
江ノ島を一望できる穴場スポット
鎌倉市腰越は湘南海岸沿いに位置する町。
江ノ島駅からは自転車でゆっくり走っても10分程度でアクセスすることができます。
相模湾は、古くから日本の歴史や防衛において重要な役割を果たしてきた地域です。
その戦略的な位置は、外洋からの侵入を防ぐ要所であり、相模湾を中心に防備が行われてきました。
鎌倉時代の後期には、蒙古襲来(1274年・1281年)がありましたが、これに対して幕府は相模湾を含む沿岸部で防衛体制を強化。
蒙古襲来そのものは九州北部が主な戦場となりましたが、幕府は外敵の侵入を警戒し、東海道沿岸の警備を行い、相模湾の海上防備も重要視されました。
その結果、異国船渡来時の通報拠点として整備された展望台が今なお地域の神社として愛されている小動神社の境内にあります。
小動神社(こゆるぎじんじゃ)は、鎌倉市腰越に位置する歴史ある神社。
日本遺産にも指定されている腰越のシンボルともいえる存在です。
相模湾を望む小高い丘の上にあり、参道や境内からは美しい海の景色が広がります。
車が多く通行する道路のすぐ横に入り口がありますが、境内に入ると静かな空気が流れており、都会の喧騒を忘れて時間を過ごすことができます。
相模湾防備の歴史について知ることも出来ます。
当時の様子を記した絵や境内にはその他にも
展望台からは美しい相模湾を一望!自転車で沿岸部を走るだけでは見られない景色です。
神社を散策した後は江ノ島駅~江ノ島の間にある「すばな通り」もおすすめ。
多くの飲食店やお土産屋が立ち並び、休憩、ごはんには事欠きません。
腰越~江ノ島間には江ノ島電鉄が走っており、線路と海岸が近接している風景はまさにフォトジェニック。
電車と海、神社、自転車をコンパクトに楽しむことができるサイクリングスポット。
是非一度訪れてみてください。
参考コース
関連リンク
こんな人におすすめ
- 海沿いの景色を堪能しながらサイクリングをしたい人
- 地元ならではの観光スポットを巡ってみたい人
- 日帰りで輪行と組み合わせて楽しみたい人