COURSE 【神奈川県】湘南ポタリング ビーチクルーザーに乗りたくなる湘南散走
- 距離
- 11km
- 登り
- 65m
- 最大標高
- 20m
- 目安時間
- 1.5時間
- 難易度
- ★☆☆☆☆
ゆっくり・ゆったり・湘南散走
「江の島」「湘南」というと、テレビのニュース番組でも夏場の海辺の景色が映し出される、海の代名詞的存在です。
海水浴や、サーフィンの街ですが、自転車でサイクリングをするのにも丁度良いロケーション。
東京から簡単に鉄道でアクセスが可能で駅周辺にはシェアサイクルのステーションも多く、休日のその日に思い立って「そうだ湘南に行ってみよう」と気軽に海沿いサイクリングを楽しむ事ができます。
今回ご紹介するのはJR東海道線辻堂駅を出発。
海岸と史跡、登録有形文化財、公園を巡る湘南散走コースです。
- 県立辻堂海浜公園
- 太平洋岸自転車道
- 鵠沼海岸
- 旅館 東屋跡
- 林家住宅
- 新林公園
- 江の島参道
- 江ノ島駅
11kmの道のりでこれだけのスポットを巡ります。
辻堂駅をスタート。駅前から真っすぐに伸びる気持ちの良い直線道路で海に向かいます。
県立辻堂海浜公園には、交通公園が併設され園内では空中自転車に乗って束の間の空の散走を楽しめます。
海岸に出ると、砂浜に併設される形でサイクリングロードが東西に走っています。
ナショナルサイクルルートの一つ、太平洋岸自転車道の一部がここ湘南。
薄っすらと砂が堆積したサイクリングロードはビーチクルーザーで走りたくなる道。
湘南ロコ達はサーフボードをビーチクルーザーに積んでのんびりとこの道を走っています。
かつては一大別荘地として栄えた鵠沼海岸の一帯には、当時旅館として賑わいを見せた旅館東屋の跡があります。
文豪たちが宿泊し、数々の名作を生んだ場所として当時の様子を伝えようとする碑です。
また、周辺は今も閑静な住宅街。昭和の初めに和洋折衷の住宅建築として建てられた林家住宅が国の登録有形文化財として今も残っています。
モダン建築を住宅に採り入れた建物は、今見ても古さを全く感じさせない造りです。
新林公園は地元藤沢市民の憩いの場所。森の中に池もあり野鳥や水生動植物の観察も楽しい公園です。
中には古民家が保存されており、見学ができます。
新林公園を出たら、江の島まで続く参道を走ります。
道標に導かれながら向かう江の島は、鉄道でアクセスするのとはまた違った印象を持つことでしょう。
静かな参道をのんびりと行き、江ノ島駅に着くと、たちまち賑わいを見せるコントラスト。
湘南江の島を静かにのんびりと楽しむならサイクリングで散走が一番です。