COURSE 【神奈川県】鎌倉ポタリング 古都鎌倉の隠れた史跡巡り

距離
25km
登り
150m
最大標高
42m
目安時間
2.5時間
難易度
★☆☆☆☆

鎌倉幕府討伐の歴史を巡る。

鎌倉は、鶴岡八幡宮、銭洗弁天、鎌倉の大仏(高徳院)、長谷寺といった寺社巡りと
由比ヶ浜に代表される海辺の景色が美しい街。
今回紹介するコースは、メジャーな観光スポットからは少し離れ、
鎌倉幕府の始まりから終わりまでの歴史をじっくりと振り返る事ができる隠れたスポットを繋ぐコースです。


  • 北条高時の腹切りやぐら

  • 源頼朝の墓

  • 太刀洗水

  • 材木座海岸

  • 泣塔


 
鎌倉駅周辺にはシェアサイクルのサイクルステーションがあり、鎌倉のサイクリングに活用できます。
細めの路地が多いものの、左側通行や一時停止など基本の自転車利用安全五則を守っていれば、スムーズに走る事ができる落ち着いた街です。
最初のスポット、北条高時の腹切りやぐらは1333年5月、倒幕側の新田義貞に追い詰められた北条一族が籠り、北条高時以下900名近くが自害したといわれています。
手前の公園に自転車を停め、鬱蒼と茂る木々の中を進むと見える祠に歴史を感じる事ができます。

江ノ電
 
江ノ電
 
江ノ電
 
江ノ電
 
鎌倉幕府を開き、武士の時代を築いた源頼朝。頼朝の墓は地元となる鎌倉にあります。ひっそりとした空間に五輪塔があり、そっと鎌倉を見守る。そんな姿が目に浮かぶ場所です。
 
江ノ電
 
少し砂利道を走り、かつては鎌倉と横浜を結んでいた古道の脇に目を向けると太刀洗水が見えます。
鎌倉五名水のうちの一つで、5つの水場のうち現存するのはここ太刀洗水と銭洗弁天のみ。
昔、戦の後に太刀をこの泉で洗った事から名づけられた水です。
竹の口から滴り落ちる水に不思議と歴史を感じます。
 
江ノ電
 
江ノ電
 
江ノ電
逗子から再び鎌倉に入ると材木座海岸が見えます。
夏場は海水浴客で賑わうビーチでは1953年の発掘調査で、幕府討伐の際に倒れた人たちの骨や馬の骨が何百体と出土しました。
桁違いの数に、当時の戦いの凄まじさが伝わってきます。
江ノ電
 
江ノ電
 
海岸から再び丘を越えて大船駅方面へ。
途中、泣塔と呼ばれる塔が最後のスポットです。
こちらも幕府討伐の際の戦死者を弔うために1356年に建立されたと伝えられています。
周辺の開発とは裏腹に、木々の小山が残る場所に何やら物々しい雰囲気が漂う場所です。
江ノ電
 
江ノ電
華やかな歴史物語の裏に隠されたもう一つの歴史物語。
シェアサイクルと組合せ、サイクリングで巡るのにおすすめなコースです。

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