COURSE 【群馬県】標高2000mを越え 雪の回廊へ 渋峠 草津温泉 ヒルクライムコース
- 距離
- 67.3km
- 登り
- 1970m
- 最大標高
- 2171m
- 目安時間
- 4時間
- 難易度
- ★★★★★
雪の回廊を走る名峠!
今回ご紹介するのは、日本の国道の最高地点である渋峠の志賀草津高原道路。
豪雪地帯である草津町ですが、毎年4月下旬頃から冬季通行禁止が解除され、その時期にしか見られない雪の回廊のなかをライド。最後は草津温泉で疲れを癒す旅になっています。
スタート地点は、JR長野原草津口駅。
東京駅から新幹線と在来線を乗り継ぎ約2時間半の距離で新幹線の始発に乗り込めば十分に日帰り輪行が可能です。
スタートしてからすぐにヒルクライムの開始。
交通量はありますが道幅が広く安心してライドに集中できます。
草津温泉を過ぎてくると志賀草津道路に入ります。
志賀草津道路は国道292号線で最高到達地点はなんと2172m。
途中コンビニや自動販売機などはないので水分多めに、下山に備えて防寒着も忘れずに持っていきましょう。
疲れが溜まってきた中盤付近では白根山の火山湖、湯釜があり硫黄の良い匂いのなかヒルクライム。硫化水素が絶えず噴き出している区間もあり、立ち止まることが禁止されている区間が1キロ程あるのでペダルを止めることなくクリアしましょう。
立ち止まり禁止区間を過ぎると冬季通行解除されたこの時期にしか見られない雪の回廊の区間です。例年だとGWまでは見れることが多く、年によって雪の高さは変動しますが例年3m程の高さの年が多いです。
上から見るとこんな感じ。
この雪を毎年正確に掘って道路を開通させている事に思いをはせながら進みましょう。もう少しで頂上です。
雪の回廊区間を超えると有名な国道最高到達地点の石碑があり、
その先のホテルでは国道最高到達地点到着の証明書を日付入りで購入することが可能です。
そしてこのホテルの建物内に県境がある面白いホテルになっています。
訪れたのは5月中旬でしたが、ホテル近くにあるスキー場ではスキーを楽しむ人が多くとても寒かったです。
防寒対策をしっかりして草津温泉まで戻りましょう。
着きました!草津温泉!
毎分3万2300ℓ以上の自然湧出量は日本一で
兵庫県にある有馬温泉・群馬県にある草津温泉・岐阜県にある下呂温泉の3つは日本三名泉とも呼ばれています。
そんな名湯でダウンヒルで全身冷え切った体を温めましょう。
温泉後は、草津温泉街で食べ歩きと写真撮影。無料の足湯もあります。
ゆっくり温泉街を堪能した後はスタート地点の長野原草津口駅まで戻ってライド終了です。
もちろん草津温泉で1泊して日頃の疲れを癒すにもありです。