COURSE 【愛知県】日本六古窯 常滑焼 焼き物のまち 常滑サイクリングコース
- 距離
- 20km
- 登り
- 150m
- 最大標高
- 80m
- 目安時間
- 2時間
- 難易度
- ★☆☆☆☆
日本遺産 六古窯 常滑焼 歴史ある焼き物文化に触れる
今回紹介するコースは愛知県は知多半島の入り口にある「常滑」を巡るサイクリングコースです。
距離は20㎞と初心者の人でも安心して走ることができます。
知多半田駅をスタートして市街地を少し走れば自然が広がるエリアへ。
ゆるやかなヒルクライムをして目指すのは「樽水本宮神社」です。
樽水本宮神社は、常滑市にある知多本宮山(標高86.4m)の山頂に鎮座する神社です。普段はひっそりとしていますが、毎月1日や元旦には多くの人が訪れます。
境内の西側には海が見え、参道石段の上からは伊勢湾や中部国際空港セントレアを一望することができます。
また、遊歩道もあり、自然の中で散歩を楽しむこともできます。
飛行機の離発着なんかも見えたり、空気が澄んでいれば、伊勢湾を挟んだその先の三重県の山並みを見渡すことも出来ちゃったりするんです。
神社を後にすれば常滑の街まで一気に走り抜けます。
下りきってからは「ここが本当に常滑市?」って感じるような世界が広がっています。
道の両サイドには畑があり、雄大な北海道?と錯覚してしまうくらいの真っ直ぐな道が続き、自転車でしか見ることが出来ない世界に魅了されていきます。
常滑市は千年の歴史と伝統を誇り、日本六古窯の一産地として知られる常滑焼が全国的に有名です。
急須や招き猫の生産は日本一で、知多半島で採れる鉄分を多く含んだ陶土を使用することで、
朱泥と呼ばれる常滑焼特有の朱色の焼き上がりとなります。
旧市街にはレンガ煙突や登り窯、黒板塀などの古くからの町並みがそのまま残っており、「やきもの散歩道」として整備されています。
常滑焼の焼き物体験や販売所のお買い物だけでなく、常滑焼の器で食事やカフェを楽しむのもおすすめです。
散歩道という名の通り、お散歩気分で歩けるのですが実際はアップダウンがあります。
ゆっくり回ると1時間程度で満喫できるコース!
散歩道には代表的なものが何か所かあります。
その一つがこの『とこにゃん』!!
このとこにゃん実はかなり大きくなんと幅6.3m高さ3.8mもあるんです!
なぜとこにゃんという名前なのか!
常滑市は、国内最大級の招き猫の生産地だからなんです。
そしてインスタ映えスポットの土管坂!!
やきもの散歩道を象徴する坂道で、明治の土管と昭和の焼酎瓶が壁をおおい、足元にには滑り止めとして土管の焼成時に使った焼き台が埋め込まれいているんです。
さらには現存する日本最大級の登窯が見れてしまうんです。
8つの焼成窯、高さの異なる10本の煙突が特徴で、近くで見ると圧倒されます。
豊かな自然と歴史ある焼き物文化に触れることができる愛知県常滑市。
是非一度訪れてみてください。
参考コース
関連リンク
こんな人におすすめ
- 一周コースを走ってみたい人
- 地元ならではの観光スポットを巡ってみたい人
- ゆったりとツーリングを楽しみたい人