COURSE 【長野県】中山道宿場町巡り~奈良井宿跡サイクリングコース~
- 距離
- 10km
- 登り
- 30m
- 最大標高
- 940m
- 目安時間
- 1時間
- 難易度
- ★☆☆☆☆
日本最大級の宿場町
中山道は、江戸時代(1603~1868年)に幕府が管理していた五街道のひとつ。
日本橋から京都三条大橋までを山側で結ぶ全長約534キロの街道です。
古代の官道である東山道を基盤としており、江戸時代の面影をそのまま残す宿場町が多く、今では魅力のある町並として知られています。
中山道のルートは、日本橋を起点として、武蔵(東京・埼玉)上野(群馬)を経て信濃(長野)に入り、
木曽路から美濃(岐阜)へ抜け、さらに近江(滋賀)の草津で東海道と合流し逢坂山を越えて京都三条に至ります。
69ヶ所の宿場が置かれ、そのうち11宿が木曽路にあります。
今回紹介するのは木曽路にある宿場町の中でも最大級の奈良井宿。
中山道の中でも難所と言われる鳥居峠の手前にあり、多くの旅人がこの地で身体を休めました。
「奈良井千軒」と言われて賑わった町。
1㎞にも渡って当時の面影を残す建物が軒を連ねる様子はまさに圧巻です。
町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
やはり長野鎮神社県と言えば蕎麦。
地図アプリを開いて蕎麦と検索するだけで数十件ヒットするくらいには蕎麦屋が軒を連ねています。
奈良井宿は今もなお人が住み続けており生活の気配を感じることができるのも魅力。
宿場町の南側にある鎮神社はその名の通り、氾濫を鎮めるために祀られた神社です。
江戸時代に氾濫を繰り返す女鳥羽川を鎮めるために建てられました。氾濫を防ぐ守護神が祀られていると言われています。
元和四年(1618)に奈良井宿で疫病が流行った際に、下総国(千葉県)香取神宮から経津主神を勧進して祭祀を始めたとされています。
疫病退散のご利益があるとされ、毎年8月11日・12日の両日には氏子総出による盛大な例祭が開催されます。
本殿は市の有形文化財に、社叢は市の天然記念物に指定されています。
是非一度訪れてみてください。
参考コース
関連リンク
こんな人におすすめ
- 気軽にサイクリングを楽しみたい人
- 地元ならではの観光スポットを巡ってみたい人
- 日帰りで輪行と組み合わせて楽しみたい人