COURSE 【山口県】歴史ある街並みを深掘り 萩歴史探訪サイクリング
- 距離
- 20km
- 登り
- 100m
- 最大標高
- 40m
- 目安時間
- 2時間
- 難易度
- ★☆☆☆☆
山口県が誇る歴史ある街並み
萩市は、山口県北部に位置する歴史ある城下町です。
萩市の歴史は、古くは日本書紀にも見られる長門国の五郡の一つ「阿武郡」にさかのぼります。
慶長9年(1604年)に開府して以来、およそ260年にわたって毛利36万石の城下町として発展。
江戸時代に毛利氏が治める長州藩の本拠地となった城下町として有名です。
江戸時代末期から明治時代初期にかけて活躍した吉田松陰や伊藤博文、木戸孝允など多くの歴史的偉人を生んだ街でもあります。
また、萩市で有名なのが焼き物の「萩焼」
柔らか、素朴で、飾り気のないシンプルな萩焼は茶器としても人気。
茶の湯の世界では古から、茶人の茶碗の好みの順位、また格付けとして、『一楽二萩三唐津』と言われてきました。
1つ目が楽焼(京都)、そして2つ目に萩焼(山口県萩市)が挙げられます。
3つ目は唐津焼(佐賀県唐津市)とされています。
萩焼の多くは、淡いビワ色や白色をしており、使いこむほどに色が変化していきます。
この変化は「萩の七化(ななばけ)」や「茶馴れ」と呼ばれ、風合いを楽しむ人も多いのだとか。
萩焼の始まりは、1604年(慶長9年)に萩藩の初代藩主となった毛利輝元の命で、高麗茶碗をつくる技術を持つ2人の朝鮮人陶工兄弟が御用窯を築いたのがはじまりとされています。
萩反射炉は、山口県萩市にある反射炉の遺跡です。
萩藩が1856年に、海防強化のために西洋式の鉄製大砲を鋳造することを目的として建設しました。
反射炉は、銑鉄(鉄鉱石から直接製造した鉄)を溶解して優良な鉄を生産するための炉です。
萩反射炉は、玄武岩とレンガで作られており、高さは12m、底辺は長方形で上部は2本の煙突となっています。
国の史跡に指定されており
世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつです。
細い道も多く町もコンパクトであることから自転車でゆったりとサイクリングするのにぴったり。
自転車の機動力を活かして萩の細かい魅力を発見してみてはいかがでしょうか。]
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