COLUMN しまなみ海道とは? 瀬戸内海の島々を橋で繋いで走る絶景の旅
瀬戸内海に浮かぶ島々を繋ぐ海の道
本州は広島県尾道市と四国の愛媛県今治市を結ぶ西瀬戸自動車道に併設する形で設置された自転車道は総延長が約70km。
島々を繋ぐ橋を渡ると、獲得標高は500mに及びます。
ナショナルサイクルルートの一つであり、国内はもとより海外からも沢山のサイクリストが訪れ、サイクリストの聖地と称される日本を代表するサイクリングコースです。
四国は今治を起点に、馬島、大島、見近島、伯方島、大三島、県境を挟んで生口島、因島、向島から本州は尾道へと繋がる道路。それぞれの島を橋で繋ぎ、海の上から絶景を楽しめるのはもちろん、瀬戸内の海の幸やスイーツなどグルメスポットも多数あり見て食べて楽しめる美味しいスポットとして絶大な人気を誇ります。
瀬戸内気候という気象条件も重なり、年間を通じてサイクリングに最適な気候のもと周辺地域も含め、サイクリングイベントも盛況。
年に一度、併設の高速道路を使用し、しまなみ海道を走る「サイクリングしまなみ」は、国内外から約7000人が参加する一大イベントとなっています。
道路にはナビラインが描かれているため、迷わずに走る事ができる。
自転車に優しい施設が充実
しまなみ海道にはサイクリングの際に役立つサイクルオアシスが随所に設置されています。休憩場所として、トイレや空気入れがあるサイクルオアシスを活用して安心安全のしまなみ海道サイクリングを楽しみましょう。(愛媛県側サイクルオアシス、広島県側サイクルオアシス)
自転車を部屋に持ち込める宿や、メンテナンス用の工具の貸出、サイクルウェアの洗濯もできるランドリー施設など、しまなみ海道サイクリングに便利な宿泊施設が充実。ゆっくりとくつろいで翌日のサイクリングに備える事ができます。(しまなみ自転車旅の宿)
瀬戸内グルメを堪能
鯛や蛸など、瀬戸内海で獲れる新鮮な海の幸が代表的。しまなみ海道サイクリングで人気はガッツリ食べられる丼ものや、定番の総菜パン。走った後に妙に食べたくなるラーメンなどなど、ご当地グルメにも事欠かないしまなみ海道。
休憩の時に食べておきたいのが、はっさく大福。名産のはっさくを贅沢に使った大福はジューシーで休憩の時に食べると生き返る美味しさです。
ジェラートやアイスクリーム屋さんも充実しているので、一日で食べて回るのは難しいかもしれません。日程に余裕を持って走りたくなるのが、しまなみ海道サイクリング。
現地までのアクセス
起点となるのは本州側では尾道市、四国側なら今治市。しまなみ海道ではレンタサイクルも充実しているので、観光旅行気分で訪れて好きな時に気に入った場所でサイクリングを楽しむという事もできます。
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東京・大阪から新幹線で尾道へ。
東京・成田・仙台・札幌・沖縄から飛行機で広島空港へ。広島空港から尾道まではリムジンバス約1時間。
しまなみ海道サイクリングツアー情報
初心者の方から楽しめるサイクリングツアーも開催しています。サイクリングガイドが絶景スポットをご案内。パンクなどのトラブルの対応も任せて安心のサイクリングツアーです。