COURSE 【広島県】瀬戸内海の分岐点 歴史ある鞆の浦
- 距離
- 30km
- 登り
- 40m
- 最大標高
- 30m
- 目安時間
- 2時間
- 難易度
- ★★☆☆☆
瀬戸内海の小さな港を巡る旅
鞆の浦(とものうら)という場所をご存知でしょうか?
広島県の福山市内から南下すること約15km。
瀬戸内海に面した小さな港町ですが、歴史ある建物がひしめき合う観光地でもあります。
海景色が美しくゆったりとした時間が流れる癒しスポットとしても注目を浴びています。
今回紹介するコースはそんな鞆の浦へと至るサイクリングコース。
海沿いを走るコースが定番ですが、標高500mを越える山道をいくヒルクライムコース、通称「グリーンライン」をでアクセスすることも可能です。
こちらのコースは本格的なヒルクライムなので脚力・体力に自信のある方におすすめです。
山の上から見る瀬戸内海の海景色と鞆の浦の景色は格別です!
一方で海沿いコースはアップダウンが少なくとても走りやすいので初心者の方にもおすすめ。
福山市内を通る芦田川沿いにはサイクリングコースが整備されているので迷う心配もありません。
要所要所には「→鞆の浦」と言ったような看板や印があるのも嬉しいポイント。
ブルーラインに導かれながらゆっくりと走ることが出来ます。
鞆の浦自体はとても道が狭く車でアクセスするのはなかなか至難の業。
そんな場所でも自転車であればちょうどいい路地裏散策スポットになります。
観光地なので飲食店やお土産屋さんもいっぱい!
福山名物と言えば練り物ですが、他にも牡蠣せんべいや海老カレーなどグルメには事欠きません。
また歴史的な建造物が数多く残っているエリアでもあります。
特に江戸時代から幕末にかけて数多くのドラマがあった場所でもあり、
有名処としては「いろは丸事件」の際に坂本龍馬が身を隠したとされている「龍馬の隠れ部屋」や
桃山時代の能舞台が見られる「沼名前神社」などがあります。
潮泊まり(溜まり)として栄えた歴史と名残が感じられる鞆の浦。
日帰りサイクリングにもおすすめできる瀬戸内海らしいゆったりとした時間を味わうことが出来るスポットです。
福山市内からアクセス抜群なので、地元の人はもちろんですが、新幹線が停車する福山駅まで輪行をすることで遠方の方でもアクセスがしやすい場所。
午前中に福山市内をスタートしてお昼前に鞆の浦に到着。
お昼ご飯と観光を楽しんだ後、再び福山市内へ帰るか、そのまま尾道方面へとサイクリングする周遊コースもおすすめです。
参考コース
関連リンク
こんな人におすすめ
- 海沿いの景色を堪能しながらサイクリングをしたい人
- 歴史や文化に興味がある人
- 初めてサイクリングをする人