COURSE 【広島県】瀬戸内海を堪能する 江田島~能美島~呉 オーシャンビューサイクリング
- 距離
- 37km
- 登り
- 500m
- 最大標高
- 70m
- 目安時間
- 3時間
- 難易度
- ★★☆☆☆
島を巡るアイランドホッピング
広島県の県庁所在地である広島市は、都市として発達しながらも周囲には豊かな自然環境が残っています。
北側には中国山地が、海側には瀬戸内海が広がっており、サイクリングする場所がとても豊富。
今回紹介するのはそんな広島中心地である広島駅からたった5kmの場所、宇品港からスタートする船旅サイクリングです。
宇品港からは瀬戸内海のさまざまな島へフェリーが運航しており、ここから離島サイクリングを楽しむことができます。
おすすめは広島市内から肉眼で見ることができる江田島。
江田島自体は離島ではありますが、同じく離島である倉橋島、その先の本州とすべて橋でつながっており、江田島に渡ってしまえばあとは橋繋ぎでぐるっと島巡りをして本州迄まで帰ってくることができます。
宇品港から江田島の切串港まではフェリーで30分ほど。
1時間に1~2本と運行本数も多く、旅の計画に合わせて乗船時刻を選ぶことができます。
予定外の運休やダイヤ変更の可能性もあるため、サイクリング前には必ずフェリー会社のホームページをご確認ください。
また、宇品港のすぐ隣にあるホテル「グランドプリンスホテル広島」では、G7サミットが行われた会場や記念撮影スポットが残されています。
サイクリングついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
もちろんここで宿泊をして朝から離島サイクリングと言うのもおすすめです。
江田島自体は非常にコンパクトで、通り抜けるサイクリングであれば滞在時間は1時間もかかりません。
景色は素晴らしく海沿いの道が数多くあるため、意識せずともオーシャンビューサイクリングを楽しむことができます。おすすめは時計回りに倉橋島へ向かう道。
基本的に一本道の為、迷うことはありませんが、細い路地もあるため不安な方は地図で確認を。
第二次世界大戦中は激戦の地でもあった江田島。
特に対岸には旧日本海軍の主要鎮守府である呉があったため、度重なる空襲被害に遭いました。
沖合には数多くの船舶や航空機が沈み、島内には慰霊碑もあります。
他にも島内には江田島ローカルな飲食店や商店が点在。
こちらの「濱口醤油」さんも立ち寄りスポットとしておすすめ。
天保年間創業。醤油一筋、約160年余り、瀬戸内の温暖なこの能美島で、代々、醤油造りを続けてらっしゃいます。
歴史の重みを感じる建物も一見の価値ありです。
早瀬大橋(はやせおおはし)は、広島県安芸郡音戸町の倉橋島と佐伯郡大柿町の能美江田島を結ぶ全長623.5mのトラス橋で、国道487号線に架かっています。
1973年11月に開通し、呉市倉橋島と江田島市を陸路で結ぶ陸上交通の重要施設です。
このように橋を渡って島と島を自転車で行き来できるのも瀬戸内海の魅力の一つ。
しまなみ海道のような有名どころはもちろんですが、こういったローカルな場所を走る楽しさも是非味わっていただきたいところです。
続いて音戸大橋を渡れば本州、広島県呉市へ上陸することができます。
ここから先は呉方面へ回り、呉駅から広島駅まで輪行で戻ったり、自走で帰ることも出来ます。
あるいは反対方面、東へ走り安芸灘大橋を渡ってとびしま海道を走ったり竹原方面へ向かうことも出来ます。
穏やかな景色と情景が広がる広島、瀬戸内海、離島サイクリング。
是非一度訪れてみてください。
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参考コース
関連リンク
こんな人におすすめ
- 海沿いの景色を堪能しながらサイクリングをしたい人
- 気軽にサイクリングを楽しみたい人
- ゆったりとツーリングを楽しみたい人