COURSE 【大分県】別府から杵築へ――湯のまちと城下町を結ぶ海沿いサイクリングコース

距離
25km
登り
120m
最大標高
40m
目安時間
2時間
難易度
★★☆☆☆

~温泉地からレトロな町並みへ、心と身体をほぐすルート~

湯けむりたなびく温泉地・別府から、風情ある城下町・杵築(きつき)へ。

海と山の風景を背にのんびりと走るこのサイクリングルートは、大分県らしい魅力がぎゅっと詰まった癒しの道。

アップダウンも控えめで距離も程よく、初級〜中級サイクリストにぴったりのコースです。


スタート地点は別府市中心部。

駅や温泉宿が立ち並ぶエリアからスタートすれば、温泉で足をほぐしたり、早朝の湯けむりを眺めたりと、走り出す前から旅情たっぷり。

国道10号線を北上すれば、やがて別府湾の海沿いに出ます。

道は広くて比較的走りやすく、右手にはきらめく海、左手には緑の山並みが広がる気持ちの良いルートが続きます。

途中には「大分香りの博物館」や「日出(ひじ)町の暘谷城跡」などの立ち寄りスポットも点在。

とくに日出あたりから杵築市へ入るころには、視界が開けてのどかな田園風景や漁村の風景が広がり、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。


ゴールの杵築市は、全国的にも珍しい"サンドイッチ型城下町"。

小高い丘の上に杵築城がそびえ、その周囲を坂の町が囲むように広がっています。

江戸時代の町割りが色濃く残る武家屋敷通りや石畳の坂道は、まるで時が止まったかのような雰囲気。

自転車を降りて、ぶらりと町を歩いてみるのもおすすめです。

観光案内所ではレンタサイクルの返却や休憩場所もあり、サイクリストに優しい設備が整っているのも嬉しいポイント。

また、別府・杵築間はJR日豊本線が走っており、輪行で帰路につくことも可能。

往復走ってもよし、片道ライド+電車移動でもよし――旅の自由度が高いのもこのルートの魅力です。

湯のまち別府から、歴史香る杵築へ。

ぜひ一度訪れてみてください。



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  • 地元ならではの観光スポットに興味がある人
  • 歴史が文化に興味がある人
  • 海沿いの景色を眺めながらサイクリングしたい人

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