COURSE 【青森県】本州最生涯の地を目指す~下北半島尻屋崎へ~
- 距離
- 80km
- 登り
- 400m
- 最大標高
- 120m
- 目安時間
- 6時間
- 難易度
- ★★★☆☆
寒立馬と灯台が織りなす情景
青森県の北部に位置する下北半島はサイクリングにおすすめの半島。
ですがアクセスがとにかく大変!というイメージを持たれます。
実際そうなのですが、全国各地から青森空港に飛びさえすれば、たどり着くことができます。
一泊ないし二泊、できれば三泊して巡れば隅々まで楽しむことができます。
そんな下北半島のおすすめスポットの一つが今回紹介する尻屋崎。
尻屋崎は別名「本州最生涯」と呼ばれています。
本州最北端は隣の半島、津軽半島の最北部。下北半島は陰に隠れがちですが、景色の良さは一級品です。
大湊線の最終駅、大湊駅から尻屋崎までは片道35km程度。
補給食はむつ市内で完璧に準備をしていきましょう。道中にコンビニはありません。
尻屋崎は何といってもその広大な景色が特徴。
半島の先端に位置しており、ガードレールなどはなく、断崖海沿い走ることができます。
また、ここの名物の一つが「寒立馬」と呼ばれる放牧されている馬。
厳しい冬にも耐えられるたくましい体格の馬で、南部馬の系統で足が短く胴が長いのが特徴。
放牧されており普通に道路にも歩いているので、走行時には注意を。
かつて「海の墓場」とも呼ばれた厳しい海を見守る灯台。
3年4ヶ月の工期を費やして建てられ、レンガ造りでは日本一高い歴史的な灯台。
2022年(令和4年)12月12日、国の重要文化財に指定されました。
本州最生涯の名にふさわしいダイナミックな景色が広がる尻屋崎。
ぜひ一度訪れてみてください。