COURSE 【熊本・福岡・佐賀・長崎】1日で4県走破!有明海一周サイクリングコース
- 距離
- 125km
- 登り
- 500m
- 最大標高
- 220m
- 目安時間
- 8時間
- 難易度
- ★★★★★
~熊本・福岡・佐賀・長崎をめぐる125kmの挑戦~
九州北部に広がる「有明海」。
日本一の干満差を誇り、広大な干潟や独特の生態系が見られるこの海をぐるりと一周するサイクリングコースを紹介します。
熊本県の長洲港をスタートし、福岡県・佐賀県を経て、長崎県の多比良港からフェリーで戻るこのルートは、全長およそ125km。ロングライドながら、道中の大半が平坦で信号も少なく、初心者の方でも挑戦しやすいのが大きな魅力です。
このコース最大のハイライトは、終盤に登場する「諫早湾干拓堤防道路(通称:雲仙多良シーライン)」。
全長約8kmにわたり、海の上をまっすぐに延びる一直線の道路は、まるで空と海のあいだを走っているかのような爽快感。
ただし、日によっては強い海風に苦しめられることもあるので、コンディションチェックも忘れずに。
途中にはユニークな立ち寄りスポットも点在しています。
佐賀県鹿島市にある「道の駅鹿島」は、"鹿島ガタリンピック"の会場として知られる干潟体験の名所。
時期が合えば実際に干潟に足を踏み入れて、その独特な泥の感触を楽しむこともできます。
また長崎県の「道の駅太良(たら)」では、海の幸・山の幸をたっぷり味わえる「たらふく館」が併設されており、空腹のサイクリストにとってはまさにオアシスのような存在です。
走行距離はあるものの、全体的にアップダウンは少なく、路面も比較的整っているため、ペース配分さえ意識すれば「思ったよりもスムーズに走れた」という声も多いコースです。
そしてなにより、最後にフェリーで自転車と一緒に海を渡るという体験が、旅をぐっと印象的なものにしてくれます。
陸を駆け抜け、海に揺られながら帰る。そんな非日常がここにはあります。
週末を利用した1日旅にぴったりの、有明海一周サイクリング。
景色よし、食よし、走りごたえあり。
ロングライドの第一歩を踏み出すなら、ぜひこのコースで。
あなたの「もっと遠くへ行きたい」をきっと叶えてくれるはずです。
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参考コース

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こんな人におすすめ
- 自然豊かな景色の中走りたい人
- 日帰りで輪行と組み合わせて楽しみたい人
- 海沿いの景色を堪能しながらサイクリングをしたい人