COLUMN 【サイクリングスポット】歴史香る港町と瀬戸大橋の絶景をめぐる倉敷・児島サイクリング～下津井の町並みと海風を感じて～

2025.10.30

岡山県倉敷市の南端、JR児島駅を起点に出発する今回のサイクリングは、歴史の面影と瀬戸内の風景が美しく調和する下津井エリアをぐるりと巡る周遊コース。片道約7～8km、アップダウンも少なく、初心者にもぴったりののんびりサイクリングです。

スタートはアクセスのよいJR児島駅。
国産ジーンズ発祥の地として知られ、駅前にはデニムをモチーフにした装飾も見られます。
青い空の下、海風を感じながらペダルを漕ぎ出せば、気分も自然と軽やかに。

市街地を抜け、南へと進むと広がるのは、
江戸から明治期にかけて北前船で栄えた下津井の港町。

白壁の蔵や石垣の小径が今も残り、ゆったりとした時間が流れています。

途中にある「むかし下津井回船問屋」では、古い商家の建物を見学でき、
歴史を感じながらの小休止にもおすすめです。

港町を抜けて海沿いへ。
やがて目の前に現れるのは、圧倒的な存在感を放つ瀬戸大橋。
橋のたもとから見上げるそのスケールと、
穏やかな瀬戸内の多島美のコントラストは、まさに絶景。
潮の香り、波音、そしてきらめく海面----
五感で瀬戸内の魅力を感じながら走る時間は、日常を忘れさせてくれます。

帰路は瀬戸大橋を背に、海沿いの道をゆっくりと児島駅へ。
坂道が少ないため、ゆったりとしたペースで走れるのも魅力です。
海と町の風景、そして人の温かさに触れながら、
「また来たい」と思わせる優しい時間が流れます。

倉敷の南端で出会う、海と歴史が息づくサイクリング。
ジーンズの街・児島から、港町・下津井、そして瀬戸大橋の絶景へ----
見どころ満載のコースで、休日の小旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか？

観光地での移動手段に最適なのがレンタサイクル。行きたい場所に効率よく、しかも気持ちよく走れるのが魅力です。全国各地の観光地に設置されているレンタサイクルをご紹介しましょう。

SEARCH BY TAG タグから探す