COLUMN Shine -輝く瞬間- 8月20日号 レジスタントスターチ その特徴
株式会社あさひの採用担当が、日々の輝く瞬間を切り取るコーナー、
「Shine -輝く瞬間-」
サイクリングを通じて得られる豊かな暮らしのヒントをお届け。
筋肉好きな 採用担当 中川の人気コラム、8月20日号はレジスタントスターチ その特徴です。
みなさんこんにちは!
「自転車だけじゃないあさひ」
をモットーに健康・運動・ボディメイクに関するコラムを執筆させていただいております現役人事社員の中川です!
さてさて、、7月14日に出場したコンテスト。
今回は優勝だ!と勢いよく飛び出した中川ですが、その結果は...
12位 ※同クラス39名出場
いやもう優勝なんてレベルのお話じゃない!笑
1年間頑張ってきましたが...圧倒的敗北です。
仕上がった身体には自分なりに満足していましたが、決勝ステージに立つこともできず、悔しさの残る結果となってしまいました。
もちろん、入賞者に比べると仕上がりの甘さもあったわけですが、何よりも表情含めた魅せ方・ポージングの弱さが課題として浮き彫りになるステージだったと感じています。はい。。。
自身が登録している競技団体の公式Youtubeに、当日の動画がアップロードされていますので、ご興味あればぜひご覧ください。
(身体の仕上がり具合もばっちり確認いただけます。笑)
ということで、仕切り直しでございます!
当初、別地域でもう1コンテストに出場する予定でしたが、課題が明確になったので、来年の同地域コンテストに向けてここからまた1年、あらゆる角度から自身を鍛えなおし、プロセスも楽しみながら良い結果を出せるよう邁進していきたいと思います!
ということで、コラムの中身に入っていきましょう!
前回、自身のおすすめする減量食材のお話から「レジスタントスターチ」という言葉を引っ張り出してきていました(^_^)
レジスタントスターチとはなんぞや?
に触れる前に、コンテスト前後の身体の変化を数字でお伝えしておきましょう♪
コンテスト前後の身体の変化
前回計測からちょうど1ヶ月で3.5kgの増量です。
昨年も同じ事を言ったような気がしますが...
いやもうホントあっという間です増量。笑
除脂肪体重を比較してもらえればわかるように、見事に脂肪が増えています。笑
それも、ジェットコースターのスタート直後に迎える激坂のような具合で( ̄^ ̄)ゞ
数ヶ月におよぶ減量から解放され、食欲に歯止めがかからない...いくら食べてもお腹が膨れないんですよ(^_^;)
今も毎日ジムに足を運んでいるからこそ、この程度で済んでいますが、運動をピシャッ!とやめてしまうと、、、恐ろしくて想像もできない。。笑
当面、ハードトレーニングを続けてく予定なので、がっつりエネルギー過多状態を維持し、増量していきたいと思います(^_^)
レジスタントスターチとは?
さぁ、本題です★
前回のコラムでは、ジャガイモは冷やした方がいいよ!なぜなら冷やすことで糖質の一部がレジスタントスターチに置き換わるからね♪なんてお話をさせていただきました(^_^)
このレジスタントスターチ、和訳すると、、、
レジスタント(Resistant) = 抵抗性のある / 消化が難しい
スターチ(Starch) = でんぷん
そう、「消化が(の)難しいでんぷん」 になります。
消化が難しいでんぷん??
消化できなくなるとどうなるの?
を知っていただくために、まずは「でんぷんとその働き」についてご紹介しておきましょう。
でんぷんの働きと血糖値
でんぷんは炭水化物の一種で、身体を動かすためのエネルギー源のひとつ。
米、蕎麦、バナナ、芋などなど、いろんな食材に含まれてており、消化酵素の働きによって分解され、小腸でたどり着く最終形態が「ブドウ糖(グルコース)」になります。
最終形態となったブドウ糖は小腸から血管内の血液へ運ばれ、身体を動かすためのエネルギーとして利用されます。
そして、この血液中のブドウ糖の濃度のことを、皆さんご存知「血糖値」と言います。
食事から摂取するでんぷんが多ければ多いほど、ブドウ糖もたくさん生成されるので、血糖値も高くなっていくんですが、これが健康やダイエット・減量に大きく影響することになります ( ̄Д ̄)ノ
高血糖が招く病気
人間の身体は血糖値をコントロールする為、膵臓からインスリンというホルモンを分泌しています。
- 血糖値に比例して、インスリンの分泌量も多くなったり、少なくなったりします。
血糖値が高い状態を「高血糖」といい、この状態が長期間続くと、インスリンを分泌する膵臓が疲れてしまい、正常なインスリン分泌量を維持できなくなってしまうなんてことも...
結果、上昇した血糖値を下げることができなくなる、これが「糖尿病」の一種になります。
ご存知でしたか!?
インスリンとダイエット(減量)、レジスタントスターチの関係性
さて、このインスリン...
「活動エネルギーとして使いきれなかった(余った)糖を脂肪細胞へ取り込み、脂肪を合成するお手伝いをする」
なんて脅威の働きっぷりを持つホルモンでもあるんです( ̄Д ̄)ノ
なので、ことダイエット・減量においてはインスリンの分泌量を抑えてあげたくなるわけです。笑
ここでレジスタントスターチのお話に戻ります。
ブドウ糖は消化酵素の働きによって、すぐに分解され血液に取り込まれる=血糖値の上昇につながるのですが、本コラムの主役であるレジスタントスターチはすぐには分解されず、ゆっくりと代謝されます。
何が言いたいかというと...
「血糖値の上昇が緩やかになる」 = 脂肪がつきにくい・太りにくい
という部分に繋がってくるわけです。
そして繰り返しになりますが、、
本来なら、食事から取り込まれたでんぷんは、小腸でブドウ糖となり、血液に取り込まれると血糖値を上昇させるのですが、
冷やすことによって、レジスタントスターチに置き換わり、血糖値への寄与を少なくしてくれる
はい、これがこのコラムのオチです。笑
前回のコラムから "ジャガイモ" にフォーカスしてお話をしてきましたが、ジャガイモ以外にも「でんぷんを含む食材や料理」で同じことが言えます。
そう、我々の主食である白ごはんにおいても!!
「あたたかい方が美味しいじゃないか!!」
と考える方は冷めないうちに食べていただければ結構。好みです。笑
ただ、ダイエットを考えられている方は少し考え方が変わったのではないでしょうか?(^_^)
他にもレジスタントススターチには特徴・期待される効果がたくさんあるんですが、ダイエット・減量目線でもう1点だけ紹介しておきましょう。
本来でんぷんは1gあたり4kcalのエネルギーを生成すると考えられていますが、レジスタントスターチは1gあたりなんと2kcal!
冷やすことによって、摂取カロリーをも低減してくれる。。。
さらに興味をそそってしまいましたかね?笑
ということで、今回のコラムはここまで!
文字量多めになりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました(^_^)
また次回もお楽しみに!