COURSE 【新潟県】自転車で佐渡島一周「サドイチ」(大佐渡編)
- 距離
- 105km
- 登り
- 1200m
- 最大標高
- 140m
- 目安時間
- 10時間
- 難易度
- ★☆☆☆☆
絶景離島旅!大佐渡でオーシャンビューを満喫
新潟県の沖合に浮かぶ佐渡島はサイクリングをするのにうってつけの場所です。
佐渡島は佐渡弥彦米山国定公園、佐渡ジオパークに含まれていて、自然が豊かな環境。離島なので海景色は見放題!
また、離島でありながらも、要所要所に町があるため、食事や休憩がし易いのもポイント。
アクセスは大変ですが一泊二日~二泊三日前提で旅することを考えればこれ以上楽しい島はそうそうない!
といって良いくらいおすすめできる場所です。
フェリー乗り場両津港。佐渡島の玄関口です。
島の面積は850k㎡で、ぐるっと隅々まで一周するとおおよそ250km程度です。
一般的なサイクリングコースをたどるとおおよそ200km~220km程度なので
脚力自慢のサイクリストであれば一日で一周できるかもしれませんが、おすすめは一泊二日以上です。
佐渡島はよく「⚡」だったり「S]字に例えられるような島の形をしています。
お菓子の「柿の種」をずらして並べて真ん中で引っ付けたような形です。
北半分が大佐渡、南半分が小佐渡と呼ばれていて、真ん中の平野部は国仲平野と言われています。
大佐渡(島の北側)は小佐渡(島の南側)に比べて景色の変化が楽しめるコース。
前半は街中からスタートし、途中では佐渡で最も有名な観光地である佐渡金山があるエリアを通過します。
ここでは佐渡金山以外にもかつて鉱山から金や銀を採掘していた 1930 年代の浮遊選鉱場「北沢浮遊選鉱場跡」や
佐渡の歴史を勉強できる「きらりうむ佐渡」等見どころたっぷり。
ここで時間を使いすぎると、まだまだ続く大佐渡一周のタイムスケジュールが狂ってしまうかも!?
後半は一気に島景色。
大変良い景色が続きます。
が、同時に補給場所が一気になくなりますので、十分な用意をして臨みましょう。
特に景色的にハイライトである佐渡島最北端近くに位置する「大野亀」の前後30km~40kmは無補給エリアです。
国仲平野エリアにはホテルや民宿が点在しているので、小佐渡をおおよそ100km走って一日目は終了。
二日目は大佐渡、というように分割して走ることができちゃいます。
分割して走っても飽きることはありません。
観光地も点在しているので、ゆっくりと休憩しながらマイペースで走ることをおすすめします。
佐渡島へのアクセスはサイクリストであればフェリー輪行。
佐渡汽船が新潟県新潟港から佐渡島の両津港まで定期運航しており、
おおよそ2時間半で渡ることが出来ます。
一日5便運航しているため(2022年8月現在)スケジュールに合わせて便を選べるのも嬉しいポイントです。
風向きや天気に合わせて大佐渡、小佐渡の順番を逆にしてみても面白そうですね。
あえて一周するのではなく「8の字」「∞」のように国仲平野を横切って楽しむのも一興です。
このように一つの島でありながらも楽しみ方が色々と考えられる佐渡島。
離島ゆえのアクセスの大変さはありますが、その分得られる体験は格別!
冬場は雪が降るため、おすすめは春から秋にかけて。
夏場でも新潟市内に比べて気温が低く過ごしやすい日が多い場所でもあります。
サイクリング、自転車旅の舞台として是非訪れてみてください!
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