COLUMN 【自転車図鑑】Fuji FEATHER CX FLAT フジ フェザー シーエックス フラット
自転車の歴史 自転車図鑑
19世紀初頭に原型となったトライジーネが誕生。以降、生活、趣味、健康など様々なシーンで使われてきた自転車。
人々の人生の中で愛され使われてきた自転車たちを自転車図鑑の1ページとして紹介しよう。
富士山をあしらったヘッドパッチ。
Fuji Feather
幅広いラインナップを持つスポーツバイクブランドのフジ。
2010年、世界的なピストブームによって生まれたのがFeatherだ。シングルスピードとドロップハンドルのシンプルなバイクは、スポーツバイクを街乗りに採り入れる新しいユーザーが好んで乗るようになった。
その後、Featherは街乗り用スポーツバイクとして時の流れに沿うように形を変えていく。
細めのロードバイク用タイヤから、ちょっとした砂利道にも対応可能な太目のタイヤ。
坂道にも対応できる変速機。
そして、街中での取り回しのしやすいフラットバーハンドル。
街乗り用として進化をしたFeatherが、このFeather CX Flat だ。
アーチ式のブレーキからスタートしたFeatherも、時代の流れによってディスクブレーキが採用されるように。
ラックマウントやフェンダーなど様々なオプションを取り付けられるようダボ穴が各所に設けられている。
シングルスピード、ドロップハンドルで始まったFeather。トレンドや技術開発による進化が目覚ましい。
Fuji Feather CX Flat
- フレーム:クロモリ
- フォーク:クロモリ
- クランク:SHIMANO FC-TY501 170mm
- スプロケット:SHIMANO CS-HG200 11-32T
- フロントディレイラー:SHIMANO Tourney
- リアディレイラー:SHIMANO Altus
- シフトレバー:SHIMANO SL-M315
- ブレーキレバー:SHIMANO BL-MT200
- ブレーキ:SHIMANO BR-MT200
- 変速段数:16段変速(2x8)
フジ ブランドストーリー
歴史は古く、1899年に前身である商社の日米商店が創業。1900年代より自転車の輸入を開始。
その後、自社製品の開発生産、日米富士自転車として国内外での人気が高まっていった。
現在は海外ブランドであるFujiだが、親しみやすい名称とデザイン、ラインナップは日本発のブランドとして多くのファンに支えられている。
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