自転車の歴史 自転車図鑑

19世紀初頭に原型となったトライジーネが誕生。以降、生活、趣味、健康など様々なシーンで使われてきた自転車。

人々の人生の中で愛され使われてきた自転車たちを自転車図鑑の1ページとして紹介しよう。

DAHONの折り畳み自転車

開発のもととなったのが1970年代のオイルショック。ガソリンを使う自家用車からの脱却を狙い、通勤をはじめとした移動の手段として折り畳み自転車の研究開発が始まり。

より快適に速く、そしてコンパクトに。オフィス内や自宅での置き場所にも困らないDAHONの折り畳み自転車は瞬く間に世界中へと広まった。

DAHONが30年以上前に開発した DFS Technology は、現在では折り畳み自転車の折り畳み方式として主流となっている。

シートポスト、ハンドルステム、そしてフレーム中央の3段階の操作で簡単に折り畳む事ができ、乗車時には確実に乗車形態となって安全な走行をもたらしてくれる。

SPEED P8

20年以上前からクロモリフレームの定番モデルとして人気の折り畳み自転車が、SPEEDシリーズだ。

P8は変速段数が8段変速。2000年～2010年代に活躍したスポーツタイプ。

お洒落なルックスと20インチホイールの軽快な走りで、平日の自転車通勤はもちろん、週末のポタリングと小さいながらも行動範囲が広い相棒として愛され続けた。

ロングセラーとして愛されたSPEED P8。

シートクランプを操作する事で長いシートポストがフレーム下まで収まりコンパクトになる。

フレーム中央の折り畳みレバーは扱いやすく定評がある。

ステム下の折り畳み部。このレバーも力が入れやすく折り畳みを確実にかつ容易にしている。

DAHON SPEED P8

• フレーム：クロモリ
• フォーク：アルミ
• クランク：アルミ
• スプロケット：SHIMANO CS-HG41 11-32T
• リアディレイラー：SHIMANO ACERA
• シフトレバー：SHIMANO SL-M360
• ブレーキ：SHIMANO BR-T4000
• 重量：12.0kg
• フレームサイズ：250
• トップチューブ長（C-C）：575mm
• シートチューブ長（C-T）：250mm
• サドル高：78.5cm-103.5cm
• 適応身長の目安：142cm-185cm
• 変速段数：8段変速(1x8)

ダホン ブランドストーリー

1975年、オイルショックを機に研究開発が行われ1982年より自転車の製造出荷がスタートしたアメリカのブランド。創始者のデビッド・T・ホンの名を縮めたブランド名で、折り畳み自転車を世界中に展開している。

1983年のジュネーブ国際発明協会では、銀メダルを受賞。独自の折り畳み機構に定評がある。

DAHON公式サイト

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