COLUMN 日々の移動を支える頼れる鉄バイク~スタッフの自転車コーディネート~
十人いれば、十通りの自転車のあるくらしがある。
人それぞれの暮らしに溶け込んだ、それぞれの自転車を紹介する
「~スタッフの自転車コーディネート~」
サイクルベースあさひのスタッフが使用している、様々なライフスタイルに合わせ、
使いやすく、より快適にコーディネートされた自転車を綴ります。
宮崎神宮店スタッフのカスタム街乗り自転車
初めてフレームだけの状態から自身でパーツをこつこつと集めて組み立てた思い出の一台。
当初は細身のタイヤを装備して、ロードバイクとして使用していました。
しかしある日、妻が「乗りたい!」と言うので、パーツを変更してロードバイクから街乗り自転車へと変更しました。
自転車はこうして用途に合わせてパーツを変更することで、まるで違う自転車のように生まれ変わるのが面白いところですね。
"手持ちのコンポにちょい足しで限られた予算でイメージに近づくものを"
ロードバイクから街乗り自転車に変更するにあたり、使っているパーツの規格が合わないものが多数発生。
妻に申請するも受け入れられず、限られた予算で工面することに、、、
自転車のパーツを変更する場合にはいくつか気にしなければならない規格というものがあります。
例えばギアを軽くしたい、重くしたい、あるいは手持ちのパーツをそのまま使いたいという場合でも、そのまま交換すればOKというものもあれば、少し工夫が必要な場合もあります。
こちらはロードバイク用のリヤディレイラーをマウンテンバイク規格に対応させる事が出来る痒いところに手が届くアイデアグッズ!!
(wolftooth ロードリンク)
街乗りで使いやすくするために前のギア(チェーンリング)も2枚→1枚に変更して、シンプルなシングル仕様にすることでメンテナンスの頻度を下げられるようにしました。
こちらのチェーンリングはナローワイドという加工がされており、チェーンの脱落防止対策に有効です。
見た目がすっきりしました!
クラシックな雰囲気を醸し出してくれる変速レバー。
ダブルレバーと呼ばれるもので昔のスポーツ自転車で使われていましたが、今でも根強い人気を誇っています。
アナログな操作でカチカチと変速する楽しみがあります。
消耗品であるケーブル交換が楽というメリットも。
変なカタチだけど街乗りにしっくりくるハンドル
私より少し背の低い妻も乗ることを想定して手が届きやすいハンドルを採用。
前傾姿勢になりづらく視野が確保しやすいため、街中での使用に最適です。
少し独特な形状でグリップ以外の部分もしっかり握ることができるのでシーンに応じて姿勢を調整しやすいのも◎
独身時代のファインプレー
少々マニアックな話ですが
"クロモリ自転車を組むならヘッドパーツはchriskingだ!!"
と当時の同僚に教えて頂いてから、自転車を組むときが来たら必ず使うと決めていたchriskingのヘッドパーツ。
ヘッドパーツとはフロントフォークとフレームをつなぐ部品で、ハンドル操作の滑らかさに影響するパーツです。
フレーム購入後、真っ先に購入し今も私の所有欲を静かに満たしてくれています。
とても高価なので結婚後には到底容認されるパーツではなく、独身時代の自分の行動を称えたい!
細かいカスタムを繰り返して、紆余曲折を経て現在は通勤を含めて、日々の私の移動を支えてくれる頼れる1台になりました。